2004年2月頃より、東京大学時代から深い交流関係のある研究者6名が、鉄筋コンクリート三次元非線形動的解析ソフトを開発および販売を業務とする会社を設立する計画について議論を重ね、2005年9月、共同出資で有限会社DuCOMsを設立いたしました。2006年2月からソフトの販売を開始し、2023年度までの実績では、計78本のソフトを販売し、大手建設会社を始め、鉄道および電力会社、大学などの研究機関が御社のソフトおよび解析関連サービスを利用しております。特に近年にインフラ構造物の維持管理が課題になり、この社会ニーズに答えるために、鉄筋コンクリート構造解析プログラムと材料の熱力学解析プログラムを有機結合した統合シュミレーションソフトウエアを新商品として開発し、世界でははじめに大型PC橋梁の30~50年にわたる過大なたわみが高精度で追跡予測できた。2012年制定土木学会コンクリート標準示方書設計編にもその成果の一部が取り入れられた。

  私たちはDuCOMsの業務が社会に必要されることを確信しており、これまで培ってきた経験やスキル等を最大限に活かし、経営活動に従事し事業の成長を図るとともに、今後より一層、世界のインフラに貢献していきたいと考えております。